学校祭 電子機器街 動物園

10/26
今日は民院の50年祭だ、
篝火を中心に幾つかの踊りの輪が出来る。



少数民族の幹部育成が目的で出来た民族学院、
将来を託された少数民族の若者が雲南各地から集まっている。
少数民族毎の輪が出来ているようだ。
それぞれの民族衣装を纏った若者達が踊り狂う。







物凄いエネルギー、若者は何処でも同じだ。


10/28
私の通う民院の近くは、昆明の電子機器街でもある。
何軒有るか数えた事は無いが、
約1kmくらいの大通りの両側に大小の店が並んでいる。
大きなデパート形式の様な店もあり、
中はパソコン、ヴィデオ、オーデオ機器、部品の店が犇いている。





携帯電話や、去年珍しかったノートパソコンも目立ってきた。
何でも大きい物が好みの中国人の趣向にも変化が出てきたようだ。

VCD店も並んでいる品物が変わって来た。
MEPG4とか、
従来のVCDの5,6枚分が一枚に収まるものの人気が高まっている。
どの店にもDVDが当たり前のように置いてある。
しかし、どれもこれも海賊版の様だ。



VCDプレーヤーも安くなって、品質も良くなった。
これもだんだん小型化してきた。
また、途中で止ってしまう欠陥VCDでも、
ソフト的に欠陥をカバーしてしまうものが人気だ。
しかし、余りに沢山の種類があって、
どのデスクがどのプレーヤーで可能なのか、
この方面に疎い私には付いて行けない進みようだ。

あとはプリンターと複写機。
殆ど日本製、日本メーカーの看板が競うように立ち並ぶ。



コピー用紙、トナーカートリッジ、FAX用紙、インクカートリッジ等々



サプライ専門の店も多い。
コピーの単価も去年より一桁安くなった。

11/3
Aが日本で買うと新品で4,5万円もするコートを古着屋で30元で買った、
と聞いて、行ってみた。
ずらりと古着屋が並んでいる。
残念ながら、有名無名ブランドの区別が付かない。
冬用のジャンバー40元、シャツとズボンで10元。
古着は極めて安い。
普通、中国人は古着を好まないが、最近、目の効く人達が目を付け出した。
時々、外国からの古着に飛んでない掘り出し物が紛れ込んでいるからだ。


今日開催予定だった昆明にある大学の日本人留学生の合同コンパが中止になった。
開催予定場所の日本料理店が店を閉めたらしい。
ばたばたと日本料理店が潰れている。

11/8
朝起きたら、自転車が無い、盗まれたようだ。
帰国した友人のお古が廻ってきた代物でもう捨てても良いくらいの物だが、
鍵を二重に掛けていたのに、泥棒さんも相当苦労した事だろう。
鉄柵に繋いでおいた自転車を鉄柵を切り取って鉄柵毎盗まれた例も有る。

歩いていける距離に動物園が有る。
余りに近いので何時でも行ける、と思うとなかなか足が向かない。
小春日和に誘われて出掛けてみた。




昆明の中心からやや北方の小高い丘全体が動物園を含め公園になっている。
北方と言っても、其の北側は学校街、住宅街がぎっしり詰まっており、
市街地の真っ只中とも言える。
丁度、上野動物園と上野公園が一体になったような公園、
緑一杯の広場でゆったりと戯れる子供連れ、
ベンチで読書する人、若い二人連れ、お喋りする老人、
静かだ。

猿山を探す、「猿」という中国語を忘れて苦労する。
何人かの行き逢う人に「モンキーは何処?」
と尋ねても、皆、首を傾げるばかり。
仕方なくて、文字通り、猿真似をしてみたら通じた。










続く

 

  

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