第二十五番 津照寺
最御崎寺から室戸の崖を下り、
海岸沿いに北へ上がると室津と言う小さな港町、
その街の何処からでも望める高台の上に津照寺がある。
こんな可愛い顔をして、
納経の文字は如何にも土佐っぽらしい豪快な荒々しい字だ、
遭難しかかった舟に地蔵が僧侶の姿で現れ、
舵を操って漁民を助けた。
本尊がびしょ濡れだった事から本尊の助けと知った。
以来、海の守り神として漁民の信仰が厚い。
宿で、本場の鰹の刺身に舌鼓を打つ。
続く
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