第六十番 横峰寺
四国最高峰石槌山の中腹、
まず、駐車場から下界を眺める。
以前は難所中の難所と言われていたが、
今は、ところどころ車が行き違い出来ないような山道ではあるが、
グ、グーット車で本堂近くまで入れるようになった。
車道は山門のある反対側だから、
山門を通らずにいきなり本堂近くへ出てしまう。
しかし、深山、
これぞ霊場の雰囲気一杯だ。
鳥の囀りが響き渡る、名前の判らない鳥だ。
録音しようとしたが失敗。
紅葉の花、ではおかしい。
楓の花かな?
この句の作者は白泉と読めるが、
あの渡辺白泉だろうか、
季語無し・超季語・口語調、新興俳句の主流だった。
もし、彼の句としたら初期の作品ではないだろうか。
晩年の彼は沼津で教鞭をとっていた。
爽やかな笑顔の青年が居た。
これから石槌山へ登るという青年も居た。
此処は石槌山への登り口なのだ。
61番 香園寺へ
四国遍路後半TOPへ
四国遍路前半TOPへ