伊豆天城山の主峰、
万二郎万三郎の石楠花が天下一品と聞いて行ってみた。
車でググッと麓奥まで入れるのでまあまあのハイキングコースだ。
ところが、お目当ての石楠花は寂しい限り、
咲いてる花を探すのが容易ではない。
去年ここに来た同行者は
「こんな筈は無い、去年は石楠花の海だった」
と愚痴る。
帰り掛けに寄った日帰り温泉の親爺曰く「今年はかってない不作でのうー」。
出掛ける前に問い合わせた観光協会のお兄ちゃんが言葉を濁していたのが頷けた。
しかし、天城は天城だ、
ところどころに遠慮しがちに咲いている「あしたかつつじ」、
清清しい新緑、
天城ならでは古木、
姫沙羅の林、
散るしきる馬酔花と?、
咲き残る馬酔花、
天を刺すような囀り、
満喫だ。
それとその温泉、
村の共同風呂の様相だが、トクトクと流れ出る澄み切った源泉、200円、こちらも捨て難い。
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