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吉野川上流を巡る旅 6 大歩危遊覧 大歩危を上から左右を見渡す。 10分ほど岸壁を下って遊覧船に乗り込む。 見たことのない奇岩、奇岩の連続だ。 「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」は、 2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷で 名前の由来は、 断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、 「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説がある。 日本列島の成り立ちがわかる全国的にも貴重な場所として国の天然記念物(地質鉱物)に指定されている。 大歩危峡を形成しているのは、 砂岩が変成してできた砂質片岩(さしつへんがん)表面は風化が進んでいて淡い青灰色だが、 中には鮮やかな緑色をしている。 岩質は硬くこの砂質片岩で出来た分厚い地層が波状に曲がりひびが入って、浸食されて大歩危峡が生まれた。 明治期、後藤新平が紅葉の美しさから、「岩に題す?天下第一?歩危の秋」の句を詠った場所でもる。 |