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吉野川上流を巡る旅 3
平家屋敷 西岡家

ボンネットバスが待っている。
一瞬、微熱を忘れる。





あっという間に満員になる。



「中国からのお客さんが10何人、台湾からとアメリカから数人、日本から3人のお客さんです」のアナウンスがある。

飛騨の白川郷と熊本の五箇荘、そして祖谷が日本三大秘境と言われる。
吉野川上流の大渓谷、大歩危、小歩危、更に支流の祖谷渓谷、
切り立った岩壁の上の方、こんなところにと思うところに民家が三々五々立ち並ぶ。





大股で歩くと危険、小股でも危険、これが大歩危小歩危の語源だそうだ。
昔の人たちはどのような生活をしていたのか想像を絶する。
そんな崖の一角に平家屋敷・西岡家が現存する。
平家の落人の絶好の隠れ場なのだ。

バスを降りて一寸上って西岡家の門を潜る。





安徳天皇の御典医だった堀川内記という人が平家滅亡の後にこの地に落ち延び
後に西岡と名を変え名主として今日に至っている、とのことである。















平家由来の宝物や当地の歴史を物語る資料、鎧・旗・古文書・生活用具など数百点に及び展示されている。



















庭からの景色は絶景だ。





付近のホテルで祖谷の郷土料理「でこまわし」など、



蒟蒻の刺身、鮎の塩焼き、祖谷そばも。





つづく





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