真鶴半島のほぼ中央、バスで原生林のトンネルをくぐると、
鬱蒼とした原生林の中に洒脱な建物が現れる。
これが中川一政美術館だ。
戦後、この真鶴半島に住み着き、自由奔放を極めた彼の作品、
油彩、岩彩、書、篆刻、陶芸、装丁、等々が展示されている。
美術館の辺りで見掛けた美しい紫の花、野牡丹だろうか。
研ぎ澄まされた紫だ。
そして、これは白花曼珠沙華、花弁に薄いピンクのぼかしが入っている。
きりっとしたおしべが印象的だ。