第四十二番  仏木寺











大師がこの地を訪れた時、
一人の老人に牛に乗るように勧められた。
長旅をして来た大師は乗せて貰う。
歩き出した牛は楠の下で止まってしまう。
楠の枝に宝珠が掛かり光を放つ。
霊感を感じた大師は、
この木で大日如来を刻み本尊とし、
眉間に宝珠を納めた。
仏木の名はこの伝説に由来する。







大師の乗った牛のからみで、
此処は家畜の守り神として信仰を集めている。
最近ではペットの守り神でもある。
境内に家畜慰霊塔が突き立つ。



続く
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