第三十四番 種間寺 弘法大師が唐から持ち帰った五穀の播いた事にちなむ。 五穀とは言わずと知れた、稲、麦、粟、稗、豆だ。 此処で目に付くのは、 ずらりと並んだ底の抜けた柄杓、 良く通じる、との安産祈願なのだ。 素朴で、極めて判りやすい。 妊婦が参拝するとお寺で柄杓の底を抜いて安産祈願する。 安産すると、持ち帰った柄杓を奉納するのだ。 続く 次(第三十五番)へ 四国遍路TOPへ