十七番  井戸寺

 

大日寺から再び徳島平野を北方へ遡り、
常楽寺、国分寺、観音寺を経て、井戸寺に辿り着く。





弘法大師が修行で訪れた際、濁水に困る地元民を哀れみ、
杖で一夜にして清水の湧き出る井戸を堀ったことから、
井戸寺と呼ばれるようになったと言い伝えられている。
日原大師堂にある井戸は、上からのぞいて顔が水面に映れば長寿、
映らなければ不幸に見舞われるという言い伝えもある。





大師の石像に日を限って祈願すると願いがかなうので、
日限大師として多くの信仰をあつめている。

続く
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