このお寺のご本尊は涅槃像、 八十八箇所で此処だけだ。 多分、暫く前までは田園の真っ只中にポツンと有った寺だろう、 そんな面影の残るお寺だ。 山門の両脇の大草鞋、 昔、足の不自由な人がこのお寺にお参りして歩けるようになった、 そんな事から健脚祈願で賑あう。 本堂欄干にある飛天、 中国で見られる飛天とは違ってのんびりした顔付き、 衣の色調も今までに見たことの無い鮮やかな青だ。 続く 次(第十番)へ 四国遍路TOPへ 熟年の一人旅(日本編)