チベット記7

20041029
建蔚の母上が体調を崩して、今日のシガチェ行きは延期になった。
一日お休みだ。
ラサを歩く。

ノルブリンカ、
代々のダマイ・ラマの離宮だ。







ダライ・ラマ14世もここで生活していた。
当時としては珍しいトイレ付きシャワールーム、
そんなのが見所になってる位で特に目立つものは無い。



邸内は静かだ。
観光客は殆どいない。
二人連れの白人に会っただけ、音はアヒルの鳴き声だけだ。







歌声が聞こえ出した。
何か合唱の様でもある。
6月末から7月はじめのショトン祭には、、
この広場でチベットオペラが開催され世界中から人が集まるのだそうだ。





歌声が近づいた。
日本で言う「エンヤラヤラ、ドッコイ」、
屋根の補修? 足踏みで壁ならしをしている。





カメラを向けると健康そうな笑顔が返ってきた。


ラサ博物館、
ここは見応えがある。



チベットの歴史文化が年代順に、丁寧に陳列されている。









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写真も、特別な部屋以外はOKだ。
日本語の案内機もある。

地下の売店に紛れ込んだ。
数人の売り子に客は私一人。
日本語を話せる女が寄ってきた。
「これは?の化石です、チベットでしか取れません」
500元から1000元の札が付いている。
「高いね」
「安いのもあります、今はお客さんが少ないので特別割引です、これは200元」
露天で同じような物が10元位で売っている。
こちらは本物だろうが、本物偽物の区別は難しい。






ラサ河の畔に出る。









期待していたほどではない。
ラサ河に沿って歩く、さっき飲んだビールのほろ酔いが気持ち良い。
ホテルまで歩いてしまった。



昼間はシャツにセーターを着込むと暑い。
夕方から冷え込みも我慢できる程度だ。
今は乾季、連日、真っ青な空に真っ白な雲が浮かぶ。


夕方、また宴会だ。



 

つづく

 

チベット記1(香格里拉)、チベット記2(梅里雪山)、
チベット記3(梅里雪山ー香格里拉)、チベット記4(ラサ)、
チベット記5(ポタラ宮)、チベット記6(ジョカン、セラ寺)、
チベット記7(ノルブリンカ離宮、西蔵博物館)、チベット記8(ラサの街角、ラサの病院)、
チベット記9(ラサ裏通り、ソンキョ・ルカン公園、パラルブ寺、マニ塚)、
チベット記10.完(拉沙苞姑尼姑寺、バスツアー、ラサのカフェ、ラサのお土産、ラサ河)



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