チベット記7
20041029
建蔚の母上が体調を崩して、今日のシガチェ行きは延期になった。
一日お休みだ。
ラサを歩く。
ノルブリンカ、
代々のダマイ・ラマの離宮だ。
ダライ・ラマ14世もここで生活していた。
当時としては珍しいトイレ付きシャワールーム、
そんなのが見所になってる位で特に目立つものは無い。
邸内は静かだ。
観光客は殆どいない。
二人連れの白人に会っただけ、音はアヒルの鳴き声だけだ。
歌声が聞こえ出した。
何か合唱の様でもある。
6月末から7月はじめのショトン祭には、、
この広場でチベットオペラが開催され世界中から人が集まるのだそうだ。
歌声が近づいた。
日本で言う「エンヤラヤラ、ドッコイ」、
屋根の補修? 足踏みで壁ならしをしている。
カメラを向けると健康そうな笑顔が返ってきた。
ラサ博物館、
ここは見応えがある。
チベットの歴史文化が年代順に、丁寧に陳列されている。