チベット記5-2
ポタラ宮前の広場に下り立つ。
今は10月も終わりに近い。
夏場の最盛期にはこの広場が人々で埋め尽くされるのだそうだ。
ポタラ宮への入場も一日1000人に制限される。
早朝から入場券を買う人の列が出来るとか。
此処は世界文化遺産のひとつだ。
デプン寺
ラサの西北12km、車で一寸の距離。
ポタラ宮の前まで此処が政教の中心だった。
広大な境内の中央にある大集会堂の前まで車で入り込む。
最盛期には10000人の僧侶でにぎあったという。
お堂の中、
おびただしい四角の長い木柱がそそり立つ。
一尺程の太さ、183本あるそうだ。
柱の先の方が細くなっている。
残念ながら、
ラサのどのお寺もそうだが寺院内は撮影禁止。
ショトン祭には大集会堂の前面に大タンカが開帳され、
各地からの大勢の参拝者でにぎあう。
夜、例によって白酒でまず乾杯。
チベットでは鶏肉を食べる習慣は少ないらしく、
豚肉、羊肉、ヤク肉が主食に近い。
肉が食べられない私には食べるものが少ない。
肉さへ食べられればチベットの隅々まで彷徨でき、
野垂れ死にするも無いのだが、
悔しいことこの上ない。
チベット記1(香格里拉)、チベット記2(梅里雪山)、
チベット記3(梅里雪山ー香格里拉)、チベット記4(ラサ)、
チベット記5(ポタラ宮)、チベット記6(ジョカン、セラ寺)、
チベット記7(ノルブリンカ離宮、西蔵博物館)、チベット記8(ラサの街角、ラサの病院)、
チベット記9(ラサ裏通り、ソンキョ・ルカン公園、パラルブ寺、マニ塚)、
チベット記10.完(拉沙苞姑尼姑寺、バスツアー、ラサのカフェ、ラサのお土産、ラサ河)
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