チベット記2
朝、バス駅まで来てやっと梅里雪山へ行く決心がついた。
かくして、梅里雪山に近づくこととなる。
8時半出発。
一番前の席に陣取る。
次々に変化する景色に堪能だ。
日光の七曲がり?のように大きくループを描いて登り降りるのだが、
1kも行ってくるりと廻ってまた1k、スケールが違う。
そんな繰り返しをして標高を詰める。
と思うと、遥かに見える谷底の街へ降りてゆく。
目的地は彼の稜線の更に向こうだ。
香格里拉では見かけなかった小川が見え隠れしだした。
その小川が次第に大きくなり、一つの切通しを抜けると、
結構な川幅が眼前に広がる。
これが長江の上流と知ったのは後のことだ。
この辺りで休憩。
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