チベット記10−2 路地を歩いていて、 ふっと気が付いた。 塵一つ落ちていない。 家々の門飾りが面白い。 路上に広げて干しているのは兎の皮だろうか。 もう一つのお寺、下密院。 こちらはどうしても探し出せなかった。 もしかしたら、 「此処は入っては駄目だ」 と追い出されたあの廃寺もどきかも知れない。 次