習作 王之渙詩 涼州詞 黄河遠上白雲間 一片孤城万仭山 羌笛何須怨楊柳 春光不度玉門関 黄河をはるばる遡り、白雲の中へと分け入っていくと、 険しい山々に囲まれて、ぽつんと小さな城がある。 その城から羌笛の音が響いてくる。羌の人たちよ、そうやって悲しい音色で 我々の郷愁を誘い、戦意をくじこうなんて、そんなことする必要は無いのだ。 どうせ春の光はこの玉門関の外までは届かないのだから。