北京

契丹の遼、女真族の金、蒙古族の元、漢族の明、満州族の清、中華民国、中華人民共和国、
北京にはこれだけの歴史がある、ざっと900年。

北京駅に降り立ってもあまりの広さに、ただ、オロオロするばかりだ。
こんな時、頼りになるのが「○○の歩き方」。
宿を見繕い、タクシーを拾う。
タクシーに乗って再び北京の広さを味合う。
地図で見たら割りに近いと思ったのだが高速を大分走って着いたのは、
北京の西南の外れに近い。
以後数日の滞在で交通の不便さに苦労する。


老舎茶館
「駱駝祥子」「茶館」等で知られる老舎、
あれだけ民衆に温かい眼を向けた彼が、
何故、文革で迫害されたのか私には解せない。
単に知識人だったからだとしたら余りにお粗末だ。

老舎茶館の名に惹かれて覗いてみた。
言って見れば小劇場。
お茶を飲みながら、奇術、漫才?、落語?等、
大衆芸能を見物。
中国大衆の底力がプンプンする。



 

言葉は解らなくても自然に笑いが込み上げて来る。
もっとも、大勢の観客達と笑いの出るところが違うのだ。

 

要するに、
老舎の知名度を営業目的に肖った様だ。
私が何かを見落としているのかも知れない。



万里の長城
秦の始皇帝が古い城壁を繋いで作ったのが最初とされ、
以後、各王朝が建築を続けた。
特に明代に大規模な修築が続けられ、
現存するのは明時代のものが大部分と言う。



 

  

こんなのが、山海関から嘉峪関まで6000kmも続くのだから、
もう参った。



胡同
北京に来たら是非とも歩いて見たかった所だ。
明、清時代から建物が無造作に、と言っても四合院だから壁塀ばかりだが。
その壁と壁の間に入れ口、
大抵の門の両脇に時代物の彫り物が、これこそ無造作に置かれている。

宋慶麗や郭沫若の故居も近い。

  

胡同の路地に入ると本当の胡同がある。
夕涼みの男達の甲高いお喋り、
物憂げだが低音が響き渡る物売りの声、
子供を呼ぶ母親の声、
漂ってくる煮物の臭い。







故宮博物院
紫禁城
故宮博物院との関係は定かでないが、この辺り一帯を故宮とよぶのだろうか。
紫禁城は1406年に明の永楽帝により造営が開始され、数10万人の人、
数100万トンの資材、15年の歳月が掛けられた。
以後、明、清代の皇帝24人がここを居城とした。

大部分の宝物は台北の「故宮博物館」に保管されているが、
流石の蒋介石も紫禁城は持ち運べなかった。

皇帝は最北に居し、家臣や使者は、
幾重にもの巨大な門を通り、皇帝に謁見する仕組みなのだ。
北極星を皇帝、他の星を家臣に見立てたことに由来する。



 

 





 

 

ただ唸るばかりだ。
四億の民を治めた権力の凄さだ。
それにつけても、
12億の民を束ねる現在の中国、たいしたものだ。

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頤 和 園
西太后が海軍の戦費を横領して贅の粋をこらしたことで悪名高い。
今では、一般市民が少額の入場料で自由に出入りできる。



この景色を独り占めしていたのだ。

 

 

壁、屋根、扉まで贅を尽くす。

 

 

 


明の十三陵
明朝の永楽帝をはじめ13人の皇帝の陵墓が散在している。
公開されているのは、長陵、昭陵、定陵の3つだけだ。
定陵は地下数10mにある。

写真撮影は禁止されている。
床、壁面、天井の豪華な大理石が妖しく光っている。



 


香山公園
高炉峰が望めることから香山と名づけられたとか。
一角にある碧雲寺、
紅葉の名所でもある。



  





 

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